ならら2014年3月号

書は人なり

2014年3月号(186号)

漢字がわが国に伝来したのは応神天皇の時代、5世紀頃だと言われる。それまで文字の存在を知らずにいた我が国は、書き記すことによって文治国家に変貌した。喜永6年、黒船を率いて日本に開国を迫ったペリーは日本人の識字率の高さに驚嘆したことを「日本遠征記」に記したが、「書」の文化が浸透し庶民にまで行きわたっていたことを表すものであるとみてよいであろう。我が国における「書」の文化のルーツをたずね、奈良の各地を紹介する。

2014年3月1日発売/定価:400円注文する

書は人なり

ならら2014年3月号一部

●聖武天皇「雑集」 光明皇后「楽毅論」
本阿弥光悦「新古今集和歌色紙」
尾形乾山「陶法伝書(陶工必要)」
虎関師錬「墨蹟 法語」 伴林光平「鮎図」
保田與重郎「原稿」 内藤湖南「漢詩」
杉岡華邨「大和三山」

●書の真髄は線にあり
書家・杉岡華邨の生涯とその書をたずねて

●こんなところにこんな人
幕末・明治元勲編 文人・俳人・歌人・作家編
学者・芸術家編

●道真公の筆
菅公ゆかりの地の伝統行事・筆まつり

●奈良筆伝統工芸士・松谷文夫さんが語る
文字の美に捧げる手わざ
1本ずつ用途に合わせ

●古梅園・岸田雅継さんが語る
漆黒の伝統工芸品
奈良墨の歴史とわざ

●古都奈良で写経体験してみませんか?

MONTHLY

※毎月定期的に連載させていただいています。詳しくは、定期連載の各ページをご覧ください。